宇宙基本法により内閣府に宇宙開発戦略本部が置かれており、今後、わが国も総合的な宇宙開発を目指そうとしています。弊社では以前より衛星および衛星搭載機器に関する技術支援を行っており、多くの人材が宇宙開発事業に従事しています。
人工衛星の打上げ時には外部振動が加わります。このため実際に3軸(X、Y、Z軸)毎に想定される振動を与え、振動環境下においても性能に変化が無く、安定動作することを確認します。
そのため、人工衛星には内部の電子機器を適切な温度範囲に保つための「熱設計」が施されています。
衛星にはさまざまなミッションが有り、搭載されている観測機器、センサー、サブシステム(アンテナなど)の動作が正常に行われるか、各種の試験を行います。